プロ野球ドラフト会議始まる 4年ぶり12球団一堂に会し、有観客復活

[ 2023年10月26日 17:05 ]

「東都7人衆」(上段左から)東洋大・細野、青学大・常広、国学院大・武内、中大・西舘勇(下段左から)青学大・下村、亜大・草加、専大・西舘昂
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで始まった。

 過去3年間は新型コロナウイルス感染防止のため無観客、各球団は個室で指名してきたが、今年は4年ぶりに有観客が復活。12球団が一堂に会する。

 1位指名(1巡目)は入札抽選制で行われる。参加する全球団が同時に選手を指名(入札)して、単独指名の場合は選択確定。重複した場合は抽選(クジ引き)を行う。抽選に外れた球団は、外れた球団のみで再度指名・抽選を行い、全球団の1位指名(1巡目)選手が確定するまでこれを繰り返す。

 2位指名(2巡目)以降はウエーバー方式で指名選択を行い、全球団が選択終了となるか、指名選手が合計120人に達したところで終了する。

 指名選択することができる新人選手の数は、原則として1球団10人以内。国内の独立リーグ所属選手や外国のプロ野球選手はその人数に含まない。全球団がすべて指名選択を終了して全12球団合計で120人に満たない場合は、最大120人に達するまで11人以上の指名選択も可能。

 また、新人選手選択会議を終了した時点で選択された選手が合計120人に達していない場合、引き続き希望球団参加による「育成選手選択会議」が開催される。

 2位指名(2巡目)以降のウエーバー順は、今季ペナントシーズン順位の逆順で行い、今季はセ・リーグに優先権が与えられる。 セの最下位球団、パの最下位球団、セ5位、パ5位と進み、セ1位、パ1位の順で指名選択を行う。3位指名(3巡目)は2位指名の逆順で指名選択を行う。

 以後交互に折り返して指名選択がすすめられる。

・2位指名(2巡目)、4位指名(4巡目)…
中日 ⇒ 日本ハム ⇒ ヤクルト ⇒ 西武 ⇒ 巨人 ⇒ 楽天 ⇒ DeNA ⇒ ソフトバンク ⇒ 広島 ⇒ ロッテ ⇒ 阪神 ⇒ オリックス

・3位指名(3巡目)、5位指名(5巡目)…
オリックス ⇒ 阪神 ⇒ ロッテ ⇒ 広島 ⇒ ソフトバンク ⇒ DeNA ⇒ 楽天 ⇒ 巨人 ⇒ 西武 ⇒ ヤクルト ⇒ 日本ハム ⇒ 中日

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