【ドラフト会議】オリ4位・堀は「森友哉選手を超える目標ができた」と決意表明 思わぬ一言に会場爆笑も

[ 2023年10月26日 20:31 ]

<ドラフト会議> オリックスに4位指名され胴上げされる報徳学園・堀 (撮影・亀井 直樹)
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 兵庫・報徳学園の堀柊那捕手はオリックスに4位指名された瞬間、安どの表情を浮かべた。「選んでいただいて、安心した気持ちが一番強いです」。今春の選抜では準優勝に貢献し、二塁送球は1・8秒台。世代屈指と称される捕手は、「森友哉選手のような打撃もよくて守備もいい捕手がいる。森友哉選手を越える目標ができたのでよかった」と息巻いた。

 一方で、会見では思わぬハプニングも。報道陣から対戦してみたい投手を問われると、思わず沈黙。同席した大角監督が「“パ・リーグってどっちですか”って言ってる」と漏らすと、保護者や同級生らが見守っていた場内は大爆笑に包まれた。

 堀は会見後「あんまりプロ野球見ないんです…。(地元の)阪神ぐらいしか見ていなかった。(パ・リーグの投手と聞かれて)頭真っ白になりました…」と頭をかいた。“大物ぶり”をみせた強肩捕手は「まずは体を大きくしていって、1日でも早く試合に出て活躍できるようなキャッチャーになれるように」と将来を見据えた。

 ◇堀 柊那(ほり・しゅうな)2005年(平17)7月16日生まれ、兵庫県神戸市出身の18歳。若宮小3年時に西須磨シーホークスで野球を始め、捕手。鷹取中では兵庫夙川ボーイズでプレー。報徳学園では1年春からベンチ入りし、同秋から正捕手。50メートル走6秒1、遠投100メートル。1メートル79、79キロ。右投げ右打ち。

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