【ドラフト会議】楽天が東海大菅生・日当直喜を3位指名 153キロ誇る長身右腕

[ 2023年10月26日 18:41 ]

東海大菅生・日当直喜
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、楽天が3位で東海大菅生の153キロ右腕・日当直喜投手を指名した。

 1メートル90、105キロの恵まれた体格から投げ下ろす最速153キロの直球が武器で、今春センバツでは3回戦の沖縄尚学戦で被安打6、7奪三振の完封勝利を挙げ、準々決勝・大阪桐蔭戦は6回を5安打2失点も7奪三振。ベスト8で敗れはしたものの全国で力を証明した。

 150キロ超の速球だけでなく、「落ちた」と思ったところからもう一段階落ちる「二段階フォーク」、スライダー気味に右打者から逃げる「スライドフォーク」など7種類の変化を自在に操る「レインボーフォーク」に加え、カーブやカットボールなど、多彩な変化球をコーナーに投げ分ける繊細さも併せ持つ。

 最後の夏は西東京大会5回戦で延長タイブレークの末、駒大高に敗れ、甲子園に戻ることはできなかったが、直後から「プロ一本で」と進路を明言。「次のステージで糧にできるよう、この悔しさは絶対に忘れない」とプロの世界では悔しさをバネに勝てる投手を目指す。

 ◇日当 直喜(ひなた・なおき) 2005年(平17)7月6日生まれ、東京都墨田区出身の18歳。梅若小1年時に鐘ケ淵イーグルスで野球を始め、桜堤中でも同チームに所属。東海大菅生では1年秋からベンチ入り。遠投120メートル、50メートル走6秒6。好きな言葉は「気持ちは技術を上回る」。1メートル90、105キロ。右投げ右打ち。

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