【ドラフト会議】中日1位指名・草加の心はすでに名古屋へ「チームの大黒柱になりたい」

[ 2023年10月26日 18:34 ]

<ドラフト会議 亜大・草加>中日の指名が確定し、目を潤ませる草加(撮影・篠原岳夫)
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 中日から1位指名を受けた亜大・草加勝投手は目を潤ませながら、喜びのコメントを残した。 ドラフト速報

 ――2球団競合だった。
 「まさか、自分が競合していただけるとは思ってなかった。うれしい反面、驚きが大きかった」

 ――中日については。
 「名古屋のみなさんに愛される球団。1つ上の田中幹也さんが守っているときに投げたい」

 ――今日はどうやって過ごしていた。
 「朝からドキドキ。何も手につかなかった」

 ──セールスポイントは。
 「ストレートのキレとコントロールは売り。これからも売りとしてやっていきたい」

 ――大学4年間を振り返って。
 「下級生のときはリーグ戦出られず、苦しかった。生田前監督からご指導してもらい、プロ野球選手が目標になった」

 ――対戦したい選手は。
 「セ・リーグで同じ西純矢と、高校からライバル同士。投げ合って勝負したい」

 ――意気込みは。
 「1年から戦力となれるように、体を作って、名古屋のみなさんに愛される選手になりたい」

 ――西と戦える
 「高校の時は、追いつける存在じゃなかった。努力しても、手の届かなかった存在。1位指名させていただいて、少しは近づけたのかなと」

 ――実感が沸いたタイミングは。
 「テレビの画面、1位確定と出た時に、驚きが大きかったけれど、ほっとした」

――プロ入りまでの課題は。
 「体の線が細い。体をつくって、入寮してすぐけがしないように」

 ――大学で成長した部分は。
 「亜細亜に入って、すぐはコントロールも悪かった。ゲーム作る能力なかった。生田監督に教えてもらって、ゲーム作る能力ができたのかなと」

 ――完投能力の高さについては。
 「マウンドを任されている以上は誰にも譲りたくない、プライドもある。(大学)4年から(背番号)18番。1戦目と3戦目は譲りたくなかった。自分が投げて勝てばチームも勢いがつく」

 ――プロでも完投を目指すか。
 「先発完投できるようになればいい。与えられた場所で自分の仕事を全うしたい」

 ――目標にしてきた選手は。
 「大学に入ってずっと参考は東浜さん。ゲーム作る能力は、野手が守りやすいと思ってもらえる投手目指したい」

 ――地元出身のプロは初めて。
 「小さい頃からずっと、女手ひとつの母に感謝。一番に伝えたい。ありがとうと。これからもよろしくと」

 ――高校から硬式。今に土台になっていること
 「(高校時代の)長沢監督に人間力と言われていた。野球より前に人間性を。精神面。高校3年間で変わった」

 ――名古屋に愛されるようにと。名古屋の印象
 「旅行にもあまり行けてない。ドラゴンズのファン見る限り、仲がいいという感じがします」

 ――(先輩の)田中選手から言われたこと
 「ドラフト前に幹也さんから連絡。同じチームでやれたらいいなと。これからもよろしくおねがいしますと伝えたい」

 ――中日投手陣の印象は。
 「防御率もあまり高くない。同じ1軍で戦っていく中で、今のままでは足元に及ばない。まずは体作って技術の向上につなげていければ」

 ――東都の同期。ライバルは
 「どの選手も能力ある。自分にないものをみんな持っている。みんなライバルとして、負けたくない」

 ――プロの目標は。
「チームの大黒柱になりたい。息の長い選手、常にけがなく、投げ続けられる選手目指してやっていきたい」

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