「FA前田は他球団から好条件の複数年契約を得る、ツインズはマッチできない」担当記者予測

[ 2023年10月26日 08:16 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のツインズ担当ダン・ヘイズ記者が25日(日本時間26日)、このオフFAになる前田健太投手(35)が残留するかどうかについて言及している。

 前田同様、オフにFAになる資格を持った選手は、正式にはワールドシリーズ終了の翌日からFAになる。しかしながら新たな球団と交渉したり、契約するのは、終了から5日間は待たねばならない。その5日間は在籍していた球団のためだけのもので、前田はツインズとのみ交渉できる。

 だが、近年の例を見ると、この時期に残留が決まったことはほとんどない。ヘイズ記者は前田は6月に復帰してからはシーズンの最後まで安定したピッチングを見せており、先発投手として良い契約を得られるだろうと予測している。その期間の直球の平均速度は91・2マイルでメジャー平均に比べると遅いが、前田の場合はそれで十分に成功できる。88・1イニングで103個の三振を奪い、防御率も3・36だった。

 おそらく前田は他球団から好条件の複数年契約を得られるだろう。ツインズはそれにはマッチできない。ツインズにとっての理想は、4、5番手候補として手ごろな価格の1年契約を結ぶこと。それでは引き留められないとしている。

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