【ドラフト会議】DeNAが名城大・松本凌人投手を2位指名!MAX153キロ長身サイド シンカーも魅力

[ 2023年10月26日 18:11 ]

MAX153キロでプロの熱視線を集める名城大・松本凌人(撮影・長嶋 久樹)
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、DeNAが2位で名城大の大型サイドスロー、松本凌人投手(21)を指名した。 ドラフト速報

 185センチの長身を沈め、サイドハンドから投げ込む。ストレートはMAX153キロだ。大学ではクローザー。横から放たれる剛球は、短いイニングならプロの打者でも苦労するに違いない。

 「上で野球をやる上で、一番大事なのが個性。自分の場合、サイドハンドが一つの武器になると思った」

 オーバースローから転校したのは神戸国際大付1年の冬。ヤクルトの守護神として活躍した林昌勇(08~12年)をお手本にした。「ストレートの軌道とか、リリースの角度などを動画で参考にさせてもらっています」

 愛知大学春季リーグは新球シンカーの習得過程で不調に陥ったが、秋は復活。チームを優勝に導いた。

 「野球を始めてから、プロを目指さなかったことは1日もないくらい(練習に)打ち込んできた」。ついにかなった夢の舞台で、大型サイドスローが輝きを放つ。

 ◇松本 凌人(まつもと・りょうと) 2001年12月5日、大阪府四条畷市出身、21歳。軟式チーム「畷ヒーローズ」で野球を始め、田原中では奈良中央リトルシニアに所属。神戸国際大付に入学し1高3夏の県大会は決勝で敗退。名城大では抑えとして活躍。侍ジャパン大学代表候補にも選ばれている。持ち球はストレート、スライダー、カットボール、スプリット、シンカー、カーブ。185センチ、899キロ、右投げ右打ち。

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