【ドラフト会議】DeNAが山形中央・武田陸玖を3位指名 アマ球界屈指の二刀流 代表でも投打で活躍

[ 2023年10月26日 18:36 ]

山形中央・武田陸玖
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、DeNAが3位で山形中央の最速148キロを誇る武田陸玖投手(18)を指名した。 ドラフト速報

 今年のアマチュア球界No・1の二刀流として呼び声高く、投げては最速148キロを誇り、要所では140キロ台中盤にギアを上げて空振りを奪いにいくパワーピッチスタイルが特徴。打っても高校通算31本塁打でオリックス・森をほうふつさせる力のあるスイングが武器だ。

 最後の夏は山形大会決勝で日大山形相手に142球の熱投も6失点(自責1)、打撃では5打席無安打に終わり、あと一歩のところで甲子園に届かなかった。

 それでもU18ワールドカップ(W杯)では高校日本代表に選ばれ、スーパーラウンドの韓国戦で3番手として登板し1回1/3を無失点でセーブをマーク。決勝の台湾戦では4番を務め先制打を放つなど国際舞台でも投打の二刀流で活躍できることを証明した。
 
 ◇武田 陸玖(たけだ・りく)2005年(平17)6月6日生まれ、山形県天童市出身の18歳。成生小1年時に成生ファイヤードラゴンズで野球を始める。天童四中では軟式野球部に所属。山形中央では1年春からベンチ入り。憧れの選手はブルージェイズ・菊池。1メートル73、75キロ。左投げ左打ち。

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