【ドラフト会議】ソフトバンクが大阪桐蔭・前田悠伍投手を1位指名!U18で世界レベル証明の世代最高左腕

[ 2023年10月26日 17:34 ]

大阪桐蔭・前田悠伍
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、ソフトバンクが1位で大阪桐蔭の最速148キロを誇る左腕・前田悠伍投手を指名した。日本ハム、楽天との3球団競合の末に、小久保裕紀新監督が当たりクジを引き当てて交渉権を獲得した。

 強豪・大阪桐蔭で1年秋からベンチ入りし、2年春の甲子園で全国制覇も経験。最後の夏こそ大阪大会で履正社に敗れ、甲子園を逃したが実績、実力ともに高校生No.1投手だ。

 大阪大会はコンディション不良で登板は2試合にとどまったが、U18ワールドカップ(W杯)では日本代表のエースとして3試合に先発し、16回2/3を1失点、防御率0・42と圧倒。台湾との決勝では7回1失点に抑える完投勝利で胴上げ投手に輝き、不安を払しょくした。

 同世代に敵なしを証明し「次の目標はプロ野球を代表する投手になり、もう一度世界一を目指すことです」ときっぱり。プロの舞台でも頂点を勝ち取る。

 ◇前田 悠伍(まえだ・ゆうご)2005年(平17)8月4日生まれ、滋賀県出身の18歳。古保利小2年から高月野球スポーツ少年団で野球を始め、6年時にオリックスJr選出。高月中では湖北ボーイズに所属。1年時にカル・リプケン12歳以下世界少年野球日本代表として世界一に輝いた。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエース。2年時の甲子園は春優勝、夏ベスト8で今春はベスト4だった。1メートル80、78キロ。左投げ左打ち

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