【ドラフト会議】ヤクルトが外れ1位で専大・西舘昂汰を指名 1メートル88の長身、152キロ右腕

[ 2023年10月26日 17:32 ]

ヤクルト1位の専大・西舘(撮影・会津 智海)
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、ヤクルトが外れ1位で専大の最速152キロ右腕・西舘昂汰投手を指名、交渉権を獲得した。

 東洋大の最速158キロ左腕・細野晴希(4年)や、常広羽也斗(4年)、下村海翔(4年)の青学大155キロ右腕コンビなど、ドラフト1位候補が例年以上にひしめく東都1部。だが、東都の逸材は1部だけじゃない。

 それが東都2部の専大・西舘。高校時代は筑陽学園で3年時に甲子園春夏連続出場し、九州大会で興南・宮城大弥(現オリックス)との延長13回の死闘を制している。専大では主に2部での登板が多かったが、1年秋からリーグ戦登板し、3年秋に2完封を含む3勝を挙げて、2部リーグ優勝に貢献。

 4年春には東洋大戦で11球団23人のスカウトが視察する中、自己最速タイの152キロを計測した直球と、曲がり幅の大きいスライダーなどで3安打に抑えて今季初完封勝利を挙げた。身長1メートル88センチの長身に加え、エンジンもデカく将来性抜群の右腕がプロの世界で“下克上”を果たす。

 ◇西舘 昂汰(にしだて・こうた)吉木小4年のときにソフトボールを始め、筑紫野中時代は二日市ボーイズでプレーし、3年から本格的に投手を始めた。筑陽学園では2年秋からベンチ入りし、3年で甲子園春夏連続出場した。

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