オリックス・若月 先発・宮城に「ナイスピッチ」阪神との関西ダービーは「相手がどこであれという感じ」

[ 2023年10月21日 22:00 ]

パCSファイナルステージ第4戦   オリックス―ロッテ ( 2023年10月21日    京セラD )

<オ・ロ>会見する若月(撮影・岸 良祐)
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 オリックスがロッテと対戦したクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦を1点差で逃げ切り、3年連続15度目の日本シリーズ出場を決めた。4試合中、3試合でスタメンマスクをかぶった若月は3年連続の日本シリーズに安堵した。

 共同会見に出席した若月は現在の心境を問われると「監督も言われてましたけど本当、ほっとしてるという気持ちですね」と汗を拭った。ファーストステージを勝ち上がったロッテとの対戦を振り返り「まず、ロッテの勢いがすごかった。サヨナラ勝ちした後だったので、やっぱり、いきなり出バナをくじかれたというか、そこを引きずらなかったのが良かったのかなと思います」と初戦を取れたことが大きいとした。

 第3戦では0-0で迎えた8回に決勝打となる左前適時打を放つなど、打撃でも貢献。「汚いヒットでしたけど…。まだまだこれからどんどん成長していきたいと思ってますので」と控えめに喜んだ。

 この日は宮城とバッテリーを組み、先発左腕を6回まで無失点と好リードした。「シーズンはあんまり組むことは少なかったんですけど、いい球をどんどん行って、いい感じでいけたのかなと。本当、立ち上がりから素晴らしくていい感じで行けたと思います」と後輩左腕の投球術を称えた。

 2点リードの6回1死三塁では石川慎を三ゴロ、ポランコを三振で本塁だけは踏ませず「2点リードはしていましたけど、ベンチも前進守備を敷いていたので、ここは1点もやれないなという気持ちで、やってました。(宮城が)ナイスピッチ」と振り返った。

 日本シリーズは昨季までの2年間はヤクルトが相手だったが、今年は同じ関西の阪神と戦うものの「相手がどこであれという感じですかね」とサラリ。「僕らにとってはセ・リーグのチームとやること自体、本当、全部独特というか、どこ行ってもセ・リーグの応援はやっぱすごいなと思って。特別、阪神がすごいっていうよりは、やっぱマツダもすごいですし、どこもやっぱすごかったんで、阪神がっていうのは、やっぱちょっとね。やっぱ優勝チームなんで、強いとは思いますけど、雰囲気的には、まあ、どこ行っても新鮮なんだと思います」とした。

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