大商大154キロ右腕・上田が6回6安打1失点「勝ちにこだわっている」阪神、中日視察の前でアピール

[ 2023年10月11日 17:16 ]

関西六大学秋季リーグ3回戦   大商大14―6京産大 ( 2023年10月11日    わかさスタジアム )

<大商大・京産大>先発した上田(撮影・河合 洋介)
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 大商大が京産大を14―6で下して、首位の大経大に並ぶ勝ち点4とした。

 今秋ドラフト候補に挙がる最速154キロ右腕・上田大河(4年)は、6回6安打1失点と力投した。最速148キロを計測。1―0の初回2死二塁から左前適時打を許して同点に追いつかれ、2回以降も3度得点圏に走者を背負うも最少失点で踏ん張った。

 「最少失点で抑えられたのは良かったです。初回は直球が走っていたけど、それが続かなかった。勝ちにこだわっているので、そこに貢献するという仕事はできたかなと思います」

 球場には阪神と中日のスカウトが視察。関東にドラフト1位候補の大学生投手が集まる中、関西No・1右腕と評される上田も即戦力投手としてアピールした。

 14日からは勝ち点4で並ぶ首位・大経大との最終節を迎える。主将の上田は「戦術どうこうではなく、気持ちの強い方が勝つ。どれだけ練習をやってきたかの答え合わせになる。どこにも負けない厳しい練習をやってきたので負ける気はしない」と気持ちを高ぶらせた。

 ◇上田 大河(うえだ・たいが)2001年(平13)11月15日生まれ、大阪府大阪市出身の21歳。尾鷲市立宮之上小1年から尾鷲野球少年団で野球を始め、東生野中ではナガセボーイズに所属。大商大高では1年春からベンチ入りし、2年秋から背番号1。大商大では1年秋からリーグ戦に登板。今年7月には、大学日本代表として日米大学野球選手権大会に出場して優勝に貢献。遠投120メートル、50メートル走6秒5。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

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