国学院大・武内VS東洋大・細野 ドラ1候補左腕対決は武内に軍配 7安打完封で今季4勝目

[ 2023年10月11日 12:03 ]

東都大学野球1部リーグ・第4週第1日   国学院大1―0東洋大 ( 2023年10月11日    神宮 )

<東洋大・国学院大>完封勝利した国学院大・武内(撮影・大城 有生希)
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 ドラフト1位候補左腕同士の戦いを国学院大の武内夏暉投手(4年=八幡南)が7安打完封で制した。クールに117球を投げ抜き細野晴希投手(4年=東亜学園)との投げ合いに勝利すると、「意識していたので勝ててうれしい」と汗を拭った。

 共に最速150キロ超えを誇る左腕。意識しないはずがなかった。初回からこの日最速151キロを計測するなど「きょうは最初から飛ばしていった」と武内。先制直後の8回は2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は相手3番・宮下朝陽内野手(2年=北海)を147キロ直球で詰まらせて右飛に打ち取り強く左手を握った。

 今季2度目の完封で4勝目を挙げた左腕を鳥山泰孝監督も「本当に武内がよく投げてくれた」と称えた。

 6四球と制球に苦しみスクイズの1点に泣いた細野は「序盤からランナーを出して攻撃しにくい流れにしてしまった」と悔やんだ。

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