法大　東大に勝ち点与えず　先発・吉鶴が18回1/3連続零封で今季3勝目

東京六大学野球第5週最終日   法大8ー2東大 （ 2023年10月10日    神宮 ）

＜法大・東大＞力投する法大・吉鶴（撮影・藤山　由理）
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　3回戦1試合が行われ、法大が8―2で東大に勝利して勝ち点を2に伸ばした。先発の吉鶴翔瑛投手（3年）が6回2安打無失点で今季3勝目をつかんだ。東大は2回戦で昨秋以来となる勝利を挙げたが、17年秋以来、6年ぶりの勝ち点を手にすることはできなかった。

　法大は好調の先発左腕・吉鶴が6回2安打無失点で今季3勝目。開幕から18回1/3連続無失点で、先発としてはリーグ戦初勝利をつかみ「リズムよく投げられたことが良かった」と胸を張った。慶大戦で勝ち点を落としたため、この日も敗れれば優勝の可能性が消滅するプレッシャーもあったが「こういう試合を任されて気持ちを入れて投げられた」と笑顔。毎回の9三振も奪う内容に加藤重雄監督も「本当に安心して見ていられた」と目を細めた。