ロッテCS進出王手! 先発・沢村から8人継投 ノーアーチ21安打12点 7日勝って決める

[ 2023年10月6日 21:20 ]

パ・リーグ   ロッテ12ー1オリックス ( 2023年10月6日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>7回、適時二塁打を放った山口(左)はポランコとグータッチ(撮影・沢田 明徳)
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 パ・リーグ3位のロッテは6日、本拠(ZOZOマリン)でオリックスと対戦。クライマックスシリーズ(CS)進出争いが佳境を迎える中、1168日ぶりに先発した沢村拓一投手(35)から8人がつないだブルペンデーで12-1で快勝。この日試合のなかった2位ソフトバンクと0・5差に接近した。7日のオリックス戦に勝てば自力で、引き分けでも楽天がソフトバンクに敗れれば2年ぶりのCS進出が決まる。

 CS進出へ絶対に負けられない一戦。先発マウンドを託されたのは35歳の沢村だった。9月18日の西武戦(ベルーナD)で今季3セーブ目を挙げて以来18日ぶりの登板は1回で22球を投げ、1安打1奪三振無失点。直球の最速は151キロだった。

 その後は横山、中村稔、中森、坂本、西村、東妻、佐々木千と8人でつなぎ、3連覇を果たしたオリックス打線を1点に封じた。

 援護したい打線は初回1死から2番藤岡、3番角中が連打でチャンスをつくると、2死後打席には5番の山口。オリックス先発・竹安のフォークをうまく右前へ運び、二塁ランナーの藤岡が生還。いきなり先制に成功した。3回にも山口がタイムリーを放ち追加点を奪うと、4、5回には2点ずつを加点し着実にリードを広げた。さらに7回には打者一巡の猛攻で5得点。終わってみればノーアーチも今季最多の21安打で10年9月1日楽天戦以来の20安打。12-1で大勝した。

 敗れれば勝率5割となり、4位の楽天と同率3位で並んでしまう危機もあったが、チーム一丸で勝利を奪い、CS進出へ王手をかけた。

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