阪神・森下 9日開幕フェニックスLで「気持ちを改める」 スランプ脱却へ「打撃の見直し図っていきたい」

[ 2023年10月6日 05:15 ]

フェニックスL初日から参戦する阪神・森下

 阪神・森下がCS突破のキーマンになるべく「ノーモア・スランプ」を念頭に置いた。9日開幕の「みやざきフェニックス・リーグ」には初日から参戦し、最大6試合に出場予定。9月14日の優勝決定以降、打撃の状態が上向かない現状を打破するため、南国の地で試行錯誤の実戦を積む。

 「(宮崎では)気持ちを改める。一度、シーズンとは別に打撃の見直しを図っていきたい」

 9月15日の広島戦(マツダ)から前日4日のシーズン最終戦・ヤクルト戦(神宮)までの15試合で、計55打数10安打、打率・182。あまりの不振に、9月29日のDeNA戦(横浜)では試合中に悔し涙を流した。ただ、直近3試合では計8打数4安打、打率・500。一時期のドン底から上昇気配も漂う。だからこそ、今しか取り組めないこともある。

 「(フォームやタイミングは)そこまでは大きく変えないと思うが、試すという部分では変わる打席もあるかもしれない」

 シーズン終盤と同じ轍(てつ)は踏まない。持ち前の修正力で、黄金新人が生まれ変わる。

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