楽天　CS進出へ逆転勝ちで3位ロッテと0.5差　26号＆3打点の浅村「とにかくAクラス目指して」

パ・リーグ   楽天5ー3日本ハム （ 2023年10月5日    楽天モバイル ）

＜楽・日＞5回、岡島の二塁打で生還した浅村は、スタンドのファンにNo.1ポーズ。左は村林（撮影・久冨木　修）
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　パ・リーグ4位の楽天は5日、本拠（楽天モバイル）で日本ハムと対戦。クライマックスシリーズ（CS）進出争いが佳境を迎える中、5回に一挙4点を奪うなど5－3で逆転勝ち。3位ロッテに0.5差に迫り、CS出場へ望みをつないだ。

　1－3のビハインドから四死球3つで2死満塁のビッグチャンスをつくった5回。打席に入ったのは前の打席で反撃の一発を放った主将で4番・浅村だった。代わった2番手・玉井のカットボールを拾い、打球は中前へポトリ。技ありの一打でまずは同点に追いつく。

　なおも2死一、二塁の好機で5番の岡島はレフトフェンス直撃のタイムリーツーベース。4、5番の連打で一挙4得点を奪い、逆転に成功した。

　投手陣は4回から必死のリレーでつないだ。3回で降板した早川から内、酒居、宋家豪、安楽、渡辺、松井裕と1イニングずつを投げリードを守り切った。

　3打点を挙げた浅村はお立ち台で「疲れました。いい風が吹いてたので、捉えたら入ると思ってたのでよかった。（同点打は）4番の仕事を最低限したいなと思っていた」と喜びを語った。「とにかくAクラス目指して頑張ります。僕自身は楽しみなので、いい緊張感の中で自分の力を出せるように頑張ります」と7日のソフトバンク戦、9日のロッテ戦を見据えた。

　5日の試合で敗れれば2位消滅、ソフトバンクのCS進出が決まる一戦で見せた意地の逆転劇。負けられない戦いが続く中、残すところあと2試合だ。