巨人・戸郷が飛躍の秘密を告白 その練習法を取り入れてから「フォークが良くなりました」

[ 2023年10月5日 16:55 ]

キャッチボールする戸郷
Photo By スポニチ

 巨人の戸郷翔征投手(23)が1日に放送された日本テレビ「サンデーPUSHスポーツ」(日曜後4・55)で特集され、効果的だと感じて続けている練習法を明かした。

 この日は、シーズン中の貴重なオフに同局の小高茉緒アナウンサー(24)が密着。実は大のスイーツ好きだという戸郷が東京都内にある高級ホテルのスイーツビュッフェを堪能した。

 そのなかで、飛躍を続ける投球の秘密について聞かれると「僕、ボルダリングを毎年やってて。体を支えるんで。凄い指の力にいいんですよ。フォークが良くなりました」と告白した。

 「7、8回とかに、今まではちょっと抜ける球が多くなったんですけど、それがなくなりましたね」

 ボルダリングによって指先を鍛えたことで、奪三振数は2020年の106から2年後の22年には154まで増加。22年にはセ・リーグ最多奪三振のタイトルも獲得した。

 また、「最近やり投げ…。由伸さんのを見て、やり投げを始めて…」と3月のWBCでともに世界一を勝ち取った球界のエースで、兄の高校時代の友人でもあるオリックス・山本由伸投手(25)の有名な練習方法も取り入れたとし、「うまく体を使えるように。うまく使えないときれいにとんでいかないので。それをやり投げで表現したりはしてますね」とも明かした。

 また、WBCについて「凄いぜいたくな時間でしたね。世界一になれたので。そこが人生のピークじゃないか…ぐらい、いろんな感情が芽生えたWBCだったんで。貴重な経験だなと思いました」と回想した戸郷。

 侍ジャパンの活動中にはパドレスのダルビッシュ有投手(37)から「もっと手首固めて」「ちょっと腕下げて」「もうちょっと右下から上に」などと細かく直接指導を受け“伝家の宝刀”スライダーも伝授されたが、「本当に惜しみなく全てを教えてくれた。話し出せばキリがなくなるぐらい教えていただきました」と貴重な出会いに深く感謝していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月5日のニュース