阪神・佐藤輝 自己最多の24号も課題の三塁守備で痛恨の2失策…大竹のタイトル幻に

[ 2023年10月5日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4―5ヤクルト ( 2023年10月4日    神宮 )

<ヤ・神>6回1死一、三塁、佐藤輝は勝ち越しの犠飛を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 佐藤輝にとっては浮き沈みの激しい最終戦だった。初回は大山との2者連発で右中間席へ。今季4度目、通算10度目のアベック弾を決めて新人だった21年に並ぶ自己最多の24号まで伸ばし、「あそこで打てて良かったです」とうなずいた。

 同点に追い付かれた直後の6回1死一、三塁の好機でも「チャンスでつないでくれたので良かった」と一時勝ち越しの右犠飛。今季92打点目を叩き出し、一度は大竹の逆転タイトルを後押しした。

 ただ、課題の三塁守備では2失策。特に9回1死二塁から塩見の三ゴロを後逸したミスは大竹の13勝目を消す逆転サヨナラ敗戦に直結した。帰途で「何はともあれ優勝したので良かった」と言い残した表情にも悔しさがにじんでいた。

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