大谷翔平の受賞ラッシュが始まる 米野球専門誌の年間最優秀選手に選出 球団MVPに続き2冠目

[ 2023年10月3日 05:05 ]

<エンゼルス・アスレチックス>試合中、ベンチで笑顔の大谷(撮影・光山 貴大)
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 米野球専門誌ベースボール・アメリカは2日(日本時間3日)、今季の米大リーグの年間最優秀選手にエンゼルスの大谷翔平投手(29)を選出したことを発表した。表彰は1998年からで、大谷の受賞は21年に続き2度目。複数回の年間最優秀選手受賞は史上4人目の快挙となった。

 同誌は、大谷が打者ではア・リーグトップ44本塁打、両リーグトップOPS(出塁率+超打率)1.066、投手では10勝、167奪三振などの成績を残したことを紹介し「野球界で最も危険な打者であると同時に、リーグで最も打つのが難しい投手でもあり、これまで彼でさえ達成したことのないレベルの支配力を持っていた」と解説。

 「またしても前例を打ち破る超越的なシーズンで、大谷は23年のメジャーリーグの年間最優秀選手となる」と評した。

 大谷は2018年に同誌の年間最優秀新人を受賞している。

 今季はチームの年間最優秀選手に受賞しており、これで2冠目。今後も全米野球記者協会の記者投票によるMVP、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞など受賞ラッシュが期待される。

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