ヤクルト 中日に抜かれ最下位転落 V2チーム屈辱…10月1日にも最下位が確定

[ 2023年9月30日 21:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―4DeNA ( 2023年9月30日    神宮 )

7回、宮崎の打球を村上が送球したボールに山田がジャンプするも及ばず(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトは30日のDeNA戦(神宮)に2―4で敗れた。中日が巨人に勝利したため、7月1日以来の最下位に転落した。10月1日に中日が勝利し、ヤクルトが引き分けか、敗れると最下位が確定。中日が引き分け、ヤクルトが敗戦の場合でも確定となる。 試合結果

 最下位転落回避へ、打線がDeNA先発の今永に初回から襲い掛かった。先頭の塩見が右前打で出塁すると、続く浜田の左線二塁打で長駆ホームイン。2死一、二塁ではオスナも適時二塁打を放ちいきなり2点を先制した。

 先発のサイスニードは走者を出しながらも、テンポの良い投球で序盤3回を無失点に抑える。4回も先頭の佐野に四球を与えたが、牧を中飛。宮崎を併殺に仕留めた。その後も高めの直球を有効に使いDeNA打線に的を絞らせず6回3安打無失点で降板した。

 しかし、7回に登板した石山が村上の失策などもあり、2点を失って同点に。直後の無死一塁では、今季限りでの引退を表明した荒木が代打で登場。三振に倒れたがスタンドからは大きな拍手が送られた。

 9回にまさかの展開が待っていた。守護神・田口がソトに勝ち越しの2ランを浴び逆転負け。最下位転落となった。

 優勝翌年の最下位は
61年 大  洋  59年6位 60年1位 61年6位
79年 ヤクルト  77年2位 78年1位 79年6位
81年 近  鉄  79年1位 80年1位 81年6位
13年 日本ハム  11年2位 12年1位 13年6位
14年 楽  天  12年4位 13年1位 14年6位
と過去に5球団。連覇から最下位は81年の近鉄だけで、ヤクルトは回避できるか。

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