西武　延長10回サヨナラ負けでBクラス確定…終盤2度の満塁機生かせずCS出場逃す

パ・リーグ   西武4―5ロッテ （ 2023年9月30日    ZOZOマリン ）

＜ロ・西＞10回1死一、二塁、代打・石川慎が右中間にサヨナラ打。ベンチに戻る佐藤隼（撮影・長久保　豊）
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　5位・西武は30日、敵地で4位・ロッテに4―5と延長10回サヨナラ負け。終盤2度の満塁機を生かせずBクラスが確定。2年連続のクライマックスシリーズ（CS）出場は叶わなかった。

　先発の平良は打線の援護を受けるが、リードを守り切れず。3―1の3回、角中に右翼スタンドに飛び込む9号同点2ランを被弾。再び1点をリードした4回には2死一、二塁から荻野に右前適時打を浴び、試合を振り出し戻されてしまった。

　それでも5、6回と2イニング連続で3者凡退。調子が悪いながらも6回を投げ抜き103球、被安打6、被本塁打1、奪三振6、与四球3の4失点という内容。12勝目は逃したが、勝ち越し点を許さない意地の投球を見せた。

　8回には1死満塁の絶好機を得るも岸が遊ゴロ併殺打に倒れ無得点。9回にも1死満塁のチャンスを得るも鈴木、外崎と2者連続空振り三振。1点が遠く試合は4―4のまま延長戦へともつれ込んだ。

　すると10回、5番手・水上が1死二塁と一打サヨナラのピンチを迎え降板。6番手の佐藤隼が藤岡に四球を与え、1死一、二塁とすると代打・石川慎に適時二塁打を浴び痛恨のサヨナラ負け。今季のBクラスが確定してしまった。