巨人・戸郷13勝目なるか 7回2安打無失点、1―0で降板 プロ最長の34回連続無失点

[ 2023年9月30日 20:05 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年9月30日    東京D )

<巨・中>巨人の先発・戸郷 (撮影・西川祐介)
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 巨人の戸郷翔征投手(23)が中日戦(東京D)で今季24度目の先発登板。7回2安打無失点の好投で、自身初となる13勝目(5敗)の権利を得て降板した。

 8日の中日戦(東京D)でプロ初となる延長10回で140球を投げ、散発3安打11奪三振の無失点力投も0―0のまま降板で白星ならず。15日の中日戦(バンテリンD)では打線の4発援護も受けて8回3安打無失点と好投し、43日&6戦ぶりとなる今季11勝目をマークした。

 前回登板した24日のDeNA戦(横浜)では9回を散発6安打に抑えて今季2度目、プロ通算3度目となる完封勝利を飾り、自己最多タイとなる12勝目を挙げるとともに27回連続無失点としていた。

 中日戦は今季2戦1勝だが、試合前まで18回連続無失点の対戦防御率0.00。東京ドームでの中日戦は2020年から無傷の4連勝中と好相性を誇っていたが、この日もスコアボードに「0」を並べ続けた。

 4回1死まで一人の走者も出さない完全投球で立ち上がると、5回までわずか62球で2安打に抑えて無失点。味方打線は2回に吉川の適時内野安打で先制し、1―0のまま試合が進行した。

 戸郷は上位打線との対戦になった6回、7回も連続で3者凡退。7回まで86球で投げ切ると、その裏の先頭で打席が回り、代打・ウォーカーを出されて降板となった。援護はわずか1点、1―0での降板となる。

 戸郷の投球内容は7回で打者24人に対して86球を投げ、2安打無失点。7三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は150キロで、最初に150キロを計測したのは同学年の相手先発右腕・根尾が3回に立った第1打席の初球だった。

 なお、戸郷はこれでプロ最長の34回連続無失点。この日も三塁を踏ませず、二塁進塁を許したのも一度だけという快投だった。

 ▼戸郷 無失点の投球が続けられて良かったです。今シーズンラストで、いい形で締めくくれて良かったです。

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