ソフトB・小久保2軍監督「マジック1からの1勝が物凄く重たかった」3年ぶり14度目ウエスタンV

＜ウエスタン　ソフトバンク・中日＞胴上げされる小久保2軍監督
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　ウエスタン・リーグで優勝マジック1のソフトバンクは29日、タマスタ筑後で中日と対戦し、6―5で勝利。3年ぶり14度目の優勝を飾った。選手によって3度、宙に舞った小久保2軍監督は「マジック1からの1勝が物凄く重たかった。2軍でもドキドキするなと思って見ていた」とほっと息をついた。

　指揮官は「勝つことの難しさを感じてもらいたい」という狙いのもと、15試合前から「ここまで来たら優勝するぞ」というミーティングを実施。あえて選手にプレッシャーをかけ成長を促した。マジック1にしてから2連敗。この日も4点リードを追いつかれる苦しい展開も、8回2死満塁で1番水谷が決勝の押し出し四球。殊勲の5年目は「恩返しではないんですけど、優勝監督にできて良かった」と笑みを浮かべた。

　最後は指揮官がファームMVPに挙げた尾形が3者連続三振で締めて歓喜の瞬間を迎えた。来月7日にはファーム選手権で日本一をかけてイースタン王者と対じする。（杉浦　友樹）