日本ハムがU18台湾代表の孫易磊獲得を正式発表　稲葉GMも期待「台湾の方々にとって宝物のような存在」

日本ハムの球団旗
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　日本ハムは29日、U18台湾代表の最速156キロ右腕で台湾・中国文化大の孫易磊（スン・イーレイ）投手（18）と契約合意したと正式発表した。10月16日に台湾・台北市で入団会見が行われる予定。背番号は未定。

　1メートル83、81キロの右腕は母国で開催された第31回U18W杯に出場。8月31日のオーストラリアとの開幕戦では7回完封勝利を挙げるなど活躍していた。

　同大会を視察した稲葉篤紀GMは「今年の春先から、孫選手が“投手”として急激に力をつけてきたことに注目していました。昨年まで野手がメインであったとは思えぬほど、しなやかなマウンドさばきが非常に印象的です。U18の日本戦で見せた勢いのあるストレートはもちろんのこと、相手打者に全くスキを見せない度胸満点の投球内容に、将来への飛躍を強く感じました。台湾の方々にとって宝物のような存在だと思います。しっかり時間をかけて育成し、将来は世界を相手に戦うようなスケールの大きな投手になることを願っています」と球団を通じてコメントした。