阪神キャンプ地の宜野座球場“改名”を発表 宜野座村長は村内での優勝パレードにも意欲

[ 2023年9月29日 05:15 ]

糸井氏(右)をスペシャルゲストに「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」記者発表会が行われた(提供写真)
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 阪神が1軍春季キャンプで使用している沖縄・宜野座村野球場の名称が「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」になったことが28日、発表された。人材派遣などを展開する株式会社エントリーが野球場を含む関連施設の命名権を取得し“改名”となった。契約期間は23年9月1日から28年3月31日まで。

 宜野座村の当真淳村長とエントリーの寺本潤社長がこの日、宜野座村で会見。「日本一になった85年からのタイガースファン」という寺本社長は優勝効果で来春キャンプは例年以上の虎党の来場が予想されることを受け、「人材サービスの企業として、2月のキャンプはボランティアなどで協力したい」とサポートも約束した。

 また、03年からキャンプ地として協力してきた阪神の18年ぶりリーグ制覇を受け、当真村長は「球団と相談したい。可能であれば、村でパレードができたら」と来春キャンプに合わせて村内での優勝パレード実施に意欲を示した。会見に同席した球団の糸井嘉男スペシャルアンバサダーも「盛大なパレードをやってくれたら、僕も行きたい」と盛り上げ役を買って出た。

 当真村長は施設のさらなる拡充にも前向きで「将来的には(野球場に隣接する)陸上競技場を整備したい」と語り、キャンプ期間中はサブグラウンドとして使用される陸上競技場を、野球場に改装するプランも明かした。

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