「新庄剛志監督という名の物語最終章を迎える覚悟」日本ハム本拠最終戦で指揮官誓った【全文】

パ・リーグ   日本ハム9ー2ロッテ （ 2023年9月28日    エスコンF ）

ホーム最終戦セレモニーであいさつする新庄監督（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムは28日、ロッテ戦（エスコンF）に9ー2で勝利。新庄剛志監督（51）が試合後、本拠地の最終戦セレモニーであいさつを行った。 【試合結果】

　新庄監督は「はぁ…」と一息つき「昨年の最終戦はぼろ負けしたので、今日勝てて本当に良かったです。今日勝った選手にもう一度大きな拍手をしてあげてください」とファンに呼びかけた。

　続けて「新時代エスコンフィールド元年。皆さまが何回も何回も、ここの球場に足を運んでくれたおかげで、観客動員数188万人を記録することができました。本当に本当にありがとうございます」と声を張り上げると大きな拍手が巻き起こる。

　「僕も来年で（監督）3年目です。勝負の年です。新庄剛志監督という名の物語最終章を迎える覚悟で、死ぬ気で本気で戦っていきます。応援よろしくお願いします」とファンに誓った。

　そして「今年大事な場面で負ける原因となったここのエスコンフィールドの守備。これを強化するために本来なら11月1日から沖縄に行く予定なんですけど、急きょエスコンフィールドのほうでキャンプを送ることになりました」と明かし「皆さん球場の方に足を運んでもらって選手にゲキを飛ばしてください。レストランも売店もショップもオープンしています。ランチがてら遊びに来てください」と話すと笑いも起こった。

　「最後にあと4試合、万波中正のバットに北海道からパワーを送ってください。必ずホームラン王を獲らせます。ありがとうございました」と現在25本塁打でタイトル争いする若きスラッガーへの後押しをお願いした。