楽天が再び3位浮上!8回に打者一巡6安打5得点猛攻で執念の逆転勝ち 2位ソフトBにも0.5差

[ 2023年9月28日 21:34 ]

パ・リーグ   楽天9―5オリックス ( 2023年9月28日    楽天モバイル )

<楽・オ>5回、小郷の適時二塁打で生還した小深田(左手前)はチームメートに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)出場を狙う4位・楽天が28日、本拠で首位オリックスに9―5と勝利。この日、日本ハムに敗れたロッテに代わって再び0.5ゲーム差の3位に浮上。2位ソフトバンクにも0.5ゲーム差に迫った。

 試合は先発の藤平が2回、2死一、二塁から野口に2号3ランを被弾。左翼ポール付近に飛び込んだボールは最初ファウル判定されたが審判によるリプレー検証中の結果、判定が覆り3点を先制された。

 打線は2回、鈴木大が5号ソロを放ち反撃の狼煙。3回には村林と小深田の連打で無死一、三塁とすると小郷の二ゴロの間に1点を返す。さらに1死一、三塁とチャンスを広げると浅村が右前適時打を放ち、3―3の同点に追いついた。

 さらに5回には1死走者なしから小深田が四球で出塁し、リーグトップの周東(35盗塁)にあと1に迫る34個目の盗塁に成功。このチャンスに小郷が適時二塁打を放ち、1点を勝ち越した。

 しかし直後の6回、3番手・鈴木翔が1死も取れず降板。先頭の森に中前打を浴びると、続く福田にはストレートの四球。ここで石井監督から投手交代が告げられた。4番手の酒居は、その後2死満塁としゴンザレスに右前適時打を浴び同点。それでも右翼・小郷が本塁への好返球で追加点を阻止。なんとかピンチを1点のみでしのぎ、逆転を許さなかった。

 だが7回、5番手・宋家豪が2死一、二塁から福田に右前適時打を浴び勝ち越しを許し、再び1点を追いかけることになった。

 追い込まれたチームだったが8回、打線が繋がり逆転に成功。無死満塁から岡島の右前適時打で同点に追いつくと、辰巳の右犠飛で再逆転。その後も打者一巡6安打5得点と一気に爆発。終盤の集中打で二転三転したシーソーゲームを制し、再びロッテを抜いて3位に浮上した。

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