阪神・岡田監督　スポニチとの“公約”ほぼ達成　強いし面白い、お客さんを呼べる監督だと再び証明

セ・リーグ   阪神２―７中日 （ 2023年9月27日    甲子園 ）

スポニチ大阪本社を訪問し、「全試合大入り宣言」をした岡田監督（1月11日紙面から）
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　【記者フリートーク】阪神・岡田監督はスポニチとの公約をほぼ達成した。就任間もない1月10日。球団の年始恒例行事のメディア各社回りで、大阪市内のスポニチ編集局を訪問した時だ。観客動員増に向けて意欲を示したことで、岡田監督の口癖をもじって「アレで全試合　大（お～ん）入り」という紙面を作らせてもらった。

　「大入り」を達成できなかったのは、今季主催71試合でわずか1試合。その6月5日ロッテ戦（甲子園）さえも、雨天中止の振り替えで平日開催だったにもかかわらず3万6780人を集めた。甲子園での「大入り」の球団の基準は3万7000人。足りない220人は許容範囲だろう。

　岡田監督は第1次政権でも毎年のように優勝争いを演じ、高い集客力を誇った。この日の場内スピーチでは観衆をクスッとさせた。強いし面白い。お客を呼べる監督であることを、再び証明した。（阪神担当・倉世古洋平）