カブスは痛すぎるサヨナラ負けでWC争い混沌 鈴木誠也は4打数無安打で汚名返上ならず

[ 2023年9月28日 11:13 ]

ナ・リーグ   カブス5-6×ブレーブス ( 2023年9月27日    アトランタ )

カブス・鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)が27日(日本時間28日)、敵地でのブレーブス戦に「5番・右翼」で先発出場。4打数無安打に終わり、チームもサヨナラ負けで痛すぎる連敗となった。

 2回無死一塁の第1打席は四球を選び、好機を拡大。この回、捕逸による先制点を呼び込んだ。ただ、4回の第2打席は先頭で右飛、6回1死の第3打席は中飛に倒れると、9回の第4打席も投ゴロと快音は響かなかった。

 カブスは3-3の9回1死一、二塁からゴメスが右前適時打を放ち、勝ち越しに成功。ところが、その裏、4番手・ライターがオズナに同点ソロを被弾。土壇場で延長戦に突入した。

 延長10回、ハップの犠飛で再び、勝ち越しに成功。鈴木はなおも2死一塁で第5打席が回ってきたものの見逃し三振に倒れた。その裏、1死三塁からアクーニャに右前適時打を浴び、再び5-5の同点にされると、アクーニャがシーズン70個目となる盗塁に成功。1死二塁からアルビーズにも右前打を許し、二塁走者のアクーニャが生還。痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 鈴木は前日26日(同27日)の同戦で2試合連続となるマルチ安打をマークも6-5と1点リードの8回2死二、三塁の守備で相手打者のフライを落球する痛恨のエラー。適時失策となり二者生還を許し、試合をひっくり返されるとチームはそのまま逆転負けを喫した。

 ワイルドカード争いを繰り広げる中、この日もサヨナラ負けで痛すぎる敗戦となってしまった。

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