オリ・若月 お立ち台でFA権持つ山崎福に“残留交渉” オリ党も「残って~」SNS沸く

[ 2023年9月27日 22:35 ]

パ・リーグ   オリックス1-0ソフトバンク ( 2023年9月27日    京セラD )

<オ・ソ>笑顔でヒーローインタビューに応じる山崎福(左)と若月(撮影・平嶋 理子)
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 オリックスが27日のソフトバンク戦に勝利し、今季83勝目を記録。球団名がオリックスとなってからは、95年の82勝を更新する新記録となった。球団記録は阪急時代の56年の88勝。

 立役者は先発の山崎福だ。強力ソフトバンク打線から、6、7回と連続で併殺打を奪うなど、ピンチでも動じず。8回まで5安打無失点に抑える97球の力投だった。

 打線は2回に若月が先制の5号ソロ。これが決勝点となり、山崎福は自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げた。試合後は2人でお立ち台に立ち、息ぴったりのやり取りで球場を沸かせた。

 山崎福が「きょうのバッティングもそうですが、シーズン始まってからこの2桁(勝利)まで、若月には感謝しかないので、何かプレゼントします。本当にうれしく思っていますし、勝つというのは野手の力が必要なんで、周りの方々のおかげだと思っています」と女房役を称えると、若月も「昨年までなかなか組めなかったので、今年2桁勝利できたことは自分のことのようにうれしく思っています。今後ともよろしくお願いします」とコンビ継続を訴えた。

 この「今後ともよろしくお願いします」の若月のラブコールが、SNSでオリ党を中心に“沸騰”。ともに国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしている2人だが、若月はすでに残留を決断して発表済み。それだけに山崎福の“去就”へ話が発展した。

 SNSには「福也さんの残留願っております」「やっぱりオリックスには福也さんが必要だと思います」「福也さん来年もオリックスにいてください」など、オリ党の心の叫びが集まっていた。

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