阪神・岡田監督　先発・富田に「もうちょっとなあ、投げてくれると」西純には「悪いときに戻っとるわな」

セ・リーグ   阪神２―７中日 （ 2023年9月27日    甲子園 ）

＜神・中＞ホーム最終戦を終え、あいさつする岡田監督（撮影・須田　麻祐子）
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　阪神は今季甲子園でのレギュラー最終戦に2―7で敗れた。今季同球場では36勝23敗3分け。4万2621人の大観衆が見守る中、先発の富田蓮は5回5失点で降板。続く2番手の西純矢も2回2失点でマウンドを去った。精彩を欠いた両投手の内容に岡田監督は不満げな表情を見せた。

　「（富田は）もうちょっとなあ、投げてくれると思ったけどな。（西純は）悪いときに戻っとるわな」

　ポストシーズンでのベンチ入りメンバー選考を兼ねて若手投手陣を積極起用。しかし結果はでなかった。一方、攻撃陣は大山が2戦連発と奮闘。試合後の最終戦セレモニーで指揮官は万全の状態でポストシーズンに臨む決意を明かした。

　「最善の準備をして、10月18日に、またこの場に戻ってきたいと思います。ファイナルステージもたくさんのファンの人に球場に足を運んでいただいて、選手に力強い声援を送っていただきたいと思います」

　レギュラーシーズンは残り4試合。クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージは10月18日に開幕。ポストシーズンを見据える猛虎が本当の“アレ”を目指して調整を進める。