亜大が3本塁打含む6得点で先勝 プロ注目の153キロ右腕・草加勝は8回2失点でリーグ通算10勝目

[ 2023年9月27日 11:39 ]

東都大学野球1部リーグ・第3週第1日   亜大6―2日大 ( 2023年9月27日    神宮 )

 亜大が豪快に3本塁打を放ち快勝した。

 今季、初勝ち点へ向けまずは先勝し鈴木一央監督は「野手が頑張って点を取ってくれた。草加も一段と粘って投げてくれた」と振り返った。

 1点を追う5回に6番・公文幸汰外野手(4年=高知)が左越えソロを放ち同点。6回2死二塁からは4番・松浦隆己主将(4年=神戸国際大付)が左越え勝ち越し2ランを放つと、7回には9番・小山翔暉捕手(4年=東海大菅生)がダメ押しの右越え2ランを放ち試合を決めた。決勝弾を放った松浦は「春が終わってウエートトレーニングを増やしたのでその結果が出ている」と胸を張った。

 ドラフト1位候補の最速153キロ右腕・草加勝投手(4年=創志学園)は3回までに2点を失ったがその後は無失点投球を披露。本調子ではなかったが、サイド気味に投げたりクイックで投げたりして相手打線を翻弄(ほんろう)し、8回5安打2失点で今季2勝目。リーグ通算10勝目にもなり「自分の勝ちよりチームが勝てたことがうれしいです」と喜んだ。(村井 樹)

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