中日・涌井「課題は立ち上がり自己ワースト13敗目…チームも今季80敗到達

セ・リーグ   中日0―2広島 （ 2023年9月26日    マツダ ）

＜広・中＞先発の涌井　（撮影・奥　調）
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　立ち上がりが悔やまれる今季最終登板だった。中日・涌井は6回2失点で自己ワーストの13敗目。「初回先頭の三塁打ですよね」。小園に初球の145キロ直球を左中間三塁打され、その後の無死一、三塁で西川の二ゴロの間に先制された。6奪三振で史上24人目となる通算2000奪三振へ、あと2とし記録達成を来季以降に持ち越した。「課題は立ち上がり。それと今季は粘りきれなかったので、長い回を投げられるようにしないといけない」と逆襲を誓った。

　今季24度目の零敗で、16年（82敗）以来7年ぶりのシーズン80敗に到達し、連勝は3で止まった。残り5試合。4連勝がなくシーズンを終えれば、1リーグ時代だった1944年の前身の産業以来79年ぶり。不名誉記録阻止へ、一丸姿勢が求められる。