阪神・岩崎 タイトル前進33セーブ!!「ゼロに抑えられて良かった」

[ 2023年9月21日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4―3巨人 ( 2023年9月20日    甲子園 )

<神・巨>9回2死一、二塁、岸田を投ゴロに討ち取り試合を決める岩崎(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 静かなる守護神がタイトルへ一歩抜け出した。阪神・岩崎が、9回を締めてリーグ単独トップとなる今季33セーブ目をマーク。リーグ優勝を決めた14日の巨人戦以来の登板で、きっちりと仕事を果たした。

 「内容は悪かったですけど、ゼロに抑えられて良かったですね」

 チームが逆転に成功した直後の9回に1点リードを逃げ切るべくマウンドに上がった。1死から四球と内野安打で一、二塁のピンチを背負うも、梶谷を直球で見逃し三振。最後は岸田の投ゴロに素早く反応して3つ目のアウトをもぎ取った。

 自身初タイトルとなるセーブ王争いはシ烈だ。中日・マルティネスは今季登板の可能性はなくなったものの、ヤクルト・田口とは1差。リーグ優勝は成し遂げたが、今後ももう一つの頂点を目指した戦いは最後まで続く。

 岡田監督も「チャンスがあれば取らせてあげたい」とサポートを約束。一方で背番号13は「私は普通に抑えているだけ。頑張ります」と、いつも通り小さくうなずいた。 (遠藤 礼)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年9月21日のニュース