和合病院、6年ぶり優勝 山口「力を出し切った」充実のMVP 天皇賜杯全日本軟式野球

[ 2023年9月21日 04:22 ]

新田監督を胴上げする優勝した和合病院ナイン          
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 天皇賜杯第78回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント(スポニチ主催)は20日、決勝が行われ、和合病院(愛知西)が2―1でゴリラクリニックベースボール(東京第2)に逆転勝利。第72回大会以来6年ぶり2度目の優勝を果たし、最優秀選手賞には山口直人投手(39)が選ばれた。和合病院には高円宮妃久子さまから天皇賜杯が授与された。

 和合病院は逆転劇で6年ぶりに頂点に立った。新田英貴監督は「選手たちは諦めずによくやってくれた」と、7回の無安打での2得点を評価した。0―1で迎えた7回1死二、三塁から三ケ尻の投ゴロが野選となり同点、なおも一、三塁から市川の一ゴロで本塁送球を捕手がそらす間に勝ち越した。ヘッドスライディングで生還した山田聡主将は「ヒットでなくても生還する練習はいつもしている」と胸を張った。7回から2番手で登板し相手の反撃をかわした左腕の山口直人は「正直(連戦の)疲れはあったが、力を出し切った」と充実した表情だった。

 ▼ゴリラクリニックベースボール・今浪隆博監督 優勝を目指して取り組んできたので本当に悔しい。この日程と人数の中で選手たちはよく頑張ってくれた。

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