オリV3　宇田川が勢いつけた1回ピシャリ!「優勝が決まる試合で投げられてうれしく思います」

宇田川（右）と3連覇ポーズで喜ぶ山本（撮影・須田　麻祐子）
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　オリックスは20日、ロッテに勝利し、パ・リーグ優勝を決めた。これで21年からリーグ3連覇。球団としては75～78年の4連覇以来で、イチローを擁した95、96年の連覇を超えた。パ・リーグとしても90～94年に西武が5連覇して以来の快挙。グリーンスタジアム神戸（現ほっと神戸）で優勝を決めた96年以来の本拠地Vで、群雄割拠のパを駆け抜けた。

　試合は0―2の7回、2死無走者からチャンスをつくり、5本の適時打で一挙6点を奪って逆転。8回から登板した宇田川が1イニングをピシャリと抑え、山崎颯につないで逃げ切り勝ち。痛快な大逆転勝ちでの優勝決定となった。

　宇田川の一問一答は以下の通り。

　――優勝。

　「去年は後半からだったので。今年は1度2軍で調整時期もありましたけど、去年より１軍に長くいれたので、優勝の重みを感じられましたし。2軍でうまくいかなくて、優勝が決まる試合で投げられてうれしく思います」

　――登板を振り返って。

　「なかなか点を取れなくて苦しい展開が続いていた。チームに勢いが来たので、もっと勢いづけたいなと思って投げました」

　――苦しい日々だったと思う。

　「去年ほどうまくいかなくて、我慢我慢と思って、ずっと投げていました。優勝できたので、よかったなと思います」

　――侍を経験して、チームに還元する。

　「WBCのときに準決、決勝を見ているだけだった。その悔しさがあった。チームに戻って優勝に貢献できるようにと思っていた。貢献できてよかった」

　――支えになったもの。

「仲間に支えてもらって、また這い上がれるように頑張ります」

　――ポストシーズンに向けて

　「苦しかったこともたくさんあったけど、また新しい気持ちで投げられればいいかなと思います」