巨人・原監督 目の前での胴上げ許し「忘れてはいけないのは、この上ない悔しさ」

[ 2023年9月15日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―4阪神 ( 2023年9月14日    甲子園 )

<神・巨>5回、ベンチで厳しい表情を見せる原監督(撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 巨人は追い上げも1点届かず同一カード3連敗。目の前で阪神の優勝の瞬間を見届けた原監督は「忘れてはいけないのは、この上ない悔しさ。肌で感じたわけですから。特に若手、中堅。糧としてもらいたい」と言った。

 序盤から異様な雰囲気での戦いとなり、好投を続けていた赤星が6回に3失点。打線は7回に岡本和の39号ソロで28イニングぶりの得点を挙げるなど追い上げたが、ビハインドをはね返せなかった。3年目の秋広は「目の前でああいうふうに…。悔しい」と三塁ベンチに残り、相手が喜ぶ光景を目に焼き付けた。

 これで阪神戦は5勝17敗1分け。04年以来19年ぶりに球団ワーストタイ記録となる17敗目を喫した。3位・DeNAとのゲーム差は2・5に広がった。残り14試合。CS進出へ向け原監督は「また明日から切り替えてやる」と必死に前を向いた。(川島 毅洋)

 ▼巨人・岡本和(7回に自己最多タイの39号ソロも阪神に優勝を決められ)僕としても目の前で(胴上げを見る)というのは初体験。こういう感じなんだなと思いました。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年9月15日のニュース