巨人・坂本勇人は6試合連続で「5番・三塁」での出場 三塁手・坂本が安打すれば負けなしも…

[ 2023年9月13日 22:30 ]

セ・リーグ   巨人0―4阪神 ( 2023年9月13日    甲子園 )

<神・巨>7回1死、坂本(6)が空振り三振に倒れ、険しい表情で試合を見つめる原監督(左) (撮影・後藤 大輝) 
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 巨人の坂本勇人内野手(34)は阪神戦(甲子園)で6試合連続の「5番・三塁」に入って先発出場。最後までフル出場するも2打数無安打に終わり、2試合8打席連続無安打となった。

 前日12日のカード初戦では、2回の無死一塁で併殺打に終わるなど3打数無安打。「人生初」だという三塁手に配置転換されてから5試合目で初めて無安打に終わり、チームも坂本のコンバートから5戦目で初黒星を喫して3年連続のV逸が決定した。巨人打線はわずか2安打で二塁すら踏めず、西勇に完封を許すという惨敗だった。

 それでも逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ向けてあとがない巨人。この日は何とか勝ちたいところだったが、青柳、ブルワー、桐敷、石井の継投に散発6安打と抑えられ、2試合連続の零敗となった。

 坂本は2回の第1打席で四球を選んで出塁したが、1死一、二塁となったところで岡田の中前へ抜けそうな痛烈な打球がマウンドにいる青柳のグラブを弾いて方向が変わり、二塁手・中野がキャッチ。二走・坂本は戻ることができず、中野はそのまま二塁ベースを踏んで併殺となった。

 あまりにアンラッキーな攻撃となったが、結局、巨人の走者が二塁まで進めたのはこの2回と、先頭・大城卓が中前打を放って1死二塁となった5回の計2度のみ。最後まで三塁を踏むことはできなかった。

 坂本は7日のヤクルト戦(神宮)から三塁手に回ったが、そこから10日の中日戦(東京D)までチームは3勝1分けと4戦負けなし。坂本自身もその間、打率.429(14打数6安打)、2本塁打、3打点と結果を残した。だが、坂本が2試合連続無安打に終わると、チームも2連敗という結果となっている。

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