阪神・西勇「9回、歓声が凄くてちょっと泣きそうに」 今季初完封で涙腺やばかった!?

[ 2023年9月12日 20:32 ]

セ・リーグ   阪神1-0巨人 ( 2023年9月12日    甲子園 )

<神・巨>7回2死一塁、岡本和を二ゴロに打ち取り、雄たけびを上げる西勇(撮影・北條 貴史)
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 阪神は西勇輝投手(32)の2安打完封で、12日の巨人戦で快勝した。自身完封は、22年8月19日の巨人戦以来で、今季初完封となった。

 試合後、ヒーローインタビューに登場した西勇は「坂本と話し合って、自分たちの形ができたし、最後まで引っ張ってくれたおかげ」と、捕手・坂本に感謝しつつ、「9回、マウンドに上がっている時、本当に歓声が凄くてちょっと泣きそうになりました。まだ勝ってないのに」と、大声援にも感謝した。

 ここまで6勝5敗。なかなか波に乗れない時期があり、「前半からみんなに…失敗ばっかりして、迷惑かけて、チームにすごく足を引っ張ってしまった」とお立ち台では、自らざんげ。「周りの方々のおかげで、またこうやってマウンドに上がることができた。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と、頭を下げると、スタンドのファンからも大声援が巻き起こった。

 この日は3回、先頭の岡田に左前打を許して以降は、安打すら許さず、巨人打線をきりきり舞い。8回まで99球で無失点に抑えると、9回に秋広に安打を許すが、結局1人で最後まで投げ抜いた。わずか2安打で二塁すら踏ませず。試合時間は今季最短となる2時間6分でだった。

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