広島・玉村　7連戦の先陣任せた「大胆に攻めていきたい」12日ヤクルト戦先発

広島・玉村

　きょう12日のヤクルト戦（神宮）で7連戦の先陣を託された広島・玉村はマツダスタジアムでの投手指名練習に参加した。目下4連敗中のチームを救うべく、連敗脱出へ向けて闘志を燃やした。

　「（ヤクルトは）本塁打を打てる打者が多いので、警戒しながら投げたい。低め低め（の意識）になっても、（投球が）窮屈になってしまうので、大胆に攻めていきたい」

　前回1日の中日戦（マツダ）では5回3失点で降板。直近は4試合連続で被弾しているだけに、今回も相手打線の一発には警戒していた。その一方で、強気の投球も忘れない。

　今季はヤクルト戦に2度先発。勝敗は付いていないが、計8回を7失点で対戦防御率7・88と悔しい数字が残る。「このまま1軍で投げ続けたい。1試合ごとが大事な試合だと思っている」。チームは残り14試合。ポストシーズンへ向けてもアピールする。