エンゼルス・大谷　マリナーズとの3連戦で復帰へ　右肘じん帯損傷手術か完走か3連戦後に決断へ

エンゼルス大谷翔平
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　4日のフリー打撃で右脇腹を痛めて欠場が続くエンゼルス・大谷はガーディアンズ戦も欠場し、左膝の手術を受けた19年9月以来、4年ぶりの7試合連続欠場となった。試合中もベンチに姿を見せなかった。

　11～13日（日本時間12～14日）に敵地シアトルでマリナーズとの3連戦を戦うため、試合後はチームとともに移動。フィル・ネビン監督は「もちろん大谷の状態を確認してからになるが、明日（11日）の復帰が現実的だろう」と説明した。

　一方、決断の時は迫っている。右肘じん帯損傷で残り試合の登板が消滅した大谷について、ネズ・バレロ代理人は4日の会見で「何らかの医療処置は必要。（決断するまで）あと10、11日だろう」と説明しており、マ軍3連戦後には何らかの方向性が決まる見込み。同代理人が見通しを示す打者で24年開幕に間に合わせるために、シーズン中の手術に踏み切るか、それとも残り試合に出場し続けるか。シアトルでの動向に注目が集まる。（笹田幸嗣通信員）