U18馬淵監督「世界に通用すると示せて良かった」今大会がラストタクトの見込み

　「第31回WBSC　U18ワールドカップ（W杯）」で初優勝した高校日本代表が11日、台湾・台北から羽田空港に帰国した。同空港内で優勝記者会見に臨み、馬淵ジャパンは解散した。

　馬淵監督はスモールベースボールを掲げて臨んだ今大会を「高校野球の代表として、こういう野球をやれば世界に通用すると示せて良かった」と総括した。緒方が首位打者を獲得するなど高い打力も披露。「スモールベースボールは犠打ばかりではない。打つべき時は打つ。ただし打てそうにない投手に木のバットで勝つためには、犠打やスクイズしかない」と狙いを説明した。

　代表監督は任期が2年だったため、今大会が最後の指揮となる見込み。