辻発彦氏 西武黄金期の終わり…1994年日本シリーズ「いきなり森監督辞任報道が出ちゃったからね」

[ 2023年9月11日 15:37 ]

辻発彦氏
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 元西武監督の辻発彦氏(64)が、槙原寛己氏(60)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。1994年の日本シリーズで巨人に敗れた理由を明かした。

 1987年は4勝2敗で西武、1990年も4勝0敗で西武が完勝。ところが、1994年は2勝4敗で巨人に敗れた。

 何があったのか?

 辻氏は「森(祇晶)監督辞任の報道がドーンととでちゃったからね。怒ってたよ、なんでジャイアンツはそういうことをするんだって」と振り返った。

 第1戦のために敵地・東京ドーム入りすると球場ビジョンに「西武森監督辞任」のニュースが映し出されていた。

 辻氏は「これから戦うのに何でビジョンに出すんだって」と憤ったが、「それで負けたんじゃないんだよ」と続けた。

 初戦は11―0で西武が圧勝している。

 第2戦に先発して完封した槙原氏は「僕らは10・8で勝ってきてる。あれが大きかった」と、同率首位の中日との優勝決定戦を戦ってきた自信に後押しされたと明かした。

 1994年を振り返った辻氏は「自分たちも歳を取ってきてるし、全部同じ選手でやってるわけではないから。1983年から10年たってるから」と話した。

 西武が日本一に返り咲いたのは2004年になってからだ。

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