阪神・中野 145安打目は逆転の口火打「何とか塁に出て九里のリズムを崩したいなと思っていた」

[ 2023年9月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5ー1広島 ( 2023年9月10日    甲子園 )

<神・広21>6回、中野は内野安打を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・中野が逆転勝利の突破口を開いた。6回1死まで無安打に抑えられていた九里から二塁へ内野安打。走力を意識させ、小園の悪送球も誘って二塁へ到達した。直後に森下の中前適時打で同点の生還。71得点目で自己最多をさらに更新した。

 「安打に限らず、何とか塁に出て、(九里の)リズムを崩したいなと思っていた」

 8回無死一塁では一塁前へ送りバントを決め、リーグ単独トップとなる21個目の犠打。「ああいう仕事をするのが自分の役目。しっかり決めることができて良かった」。100球を超えていた九里に重圧を与え、代打・糸原の勝ち越し打につなげた。145安打はリーグトップのDeNA・牧と3本差。最多安打にもチャージをかけた。(松本 航亮)

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