強すぎる阪神 12球団断トツの450四球を選び、12球団最少の273与四球 これぞ「ザ・岡田イズム」

[ 2023年9月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5ー1広島 ( 2023年9月10日    甲子園 )

<神・広>試合に勝利し、伊藤将とタッチする阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐)
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 “岡田イズム”の投手陣への浸透が、広島に引導を渡す要因になった。今カードに先発した村上、大竹、伊藤将は無四球で試合を組み立て、自分たちから崩れることはなかった。岡田監督は「先発はゼロやもんな。たいしたもんやな。やっぱり、コントロールということや」と称えた。

 逆に野手陣には、春季キャンプから四球の重要性を訴え、12球団断トツの計450四球が得点源になった。「だから、そういうのを見ているから、1つの四球が命取りっていうか、ヒットと一緒っていう感覚を、ピッチャー陣も持っているんじゃないかな」。与四球273も12球団最少を誇る。投手は余計な走者を出さず、野手はしっかり選ぶ。強いはずである。

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