広島・森下　床田に続き、頼みの右腕も今季最多タイの5失点…「止められなかった。申し訳ないです」

セ・リーグ   広島1ー5阪神 （ 2023年9月9日    甲子園 ）

＜神・広＞5回5失点で降板となった広島・森下（中央）（撮影・北條　貴史）
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　広島・森下は「止められなかった。申し訳ないです」とわびた。5回で今季最多タイの5失点（自責4）し、4敗目。必勝を期した首位・阪神との直接対決が不本意な結果に終わり、険しい表情に悔しさをにじませた。

　2回に気勢をそぐ一挙4失点。痛恨だったのは投手・大竹への一球だ。1点を失い、なおも1死一、三塁で適時二塁打。真ん中高め直球をバスターで左翼線へはじき返され「自分たち（バッテリー）の注意不足ですね…」と唇をかみしめる。これが、近本の2点二塁打にもつながった。

　床田、森下と主戦級の2投手を先発させながら痛すぎる連敗。新井監督は「森下にもこういう日はある。（近本への）差し込んだ打球が間に落ちたり。次また頑張ってもらう」と背中を押す。阪神とは10ゲーム差。逆転Vは望むべくもない。