慶大 立大に18連勝!宮崎が2号ソロ含む2安打2打点でけん引

[ 2023年9月10日 05:00 ]

東京六大学野球第1週第1日   慶大3―2立大 ( 2023年9月9日    神宮 )

<立大・慶大>3回、慶大・宮崎がソロを放つ(撮影・村上 大輔)
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 開幕し、1回戦2試合が行われた。慶大は立大に競り勝ち、18年秋から引き分けを挟んで続く立大への連勝を18に伸ばした。宮崎恭輔捕手(4年)がリーグ通算2号のソロを含む2安打2打点。侍ジャパン大学日本代表に選出された実力を発揮した。リーグ4連覇を狙う明大は東大を下し、白星発進となった。

 この夏、甲子園を席巻した「若き血」が神宮にも響き渡った。初回1死満塁。宮崎が先制の左前適時打を放つと、一塁側の応援団が熱唱した。

 「実際に生で聞くのはやっぱり違う。気持ちがいい」

 3回には逆方向への右越えソロで追加点を奪った。「あそこまで伸びると思っていなかった」。通算2号は昨春の東大戦以来となるアーチ。侍ジャパン大学日本代表に選出された捕手は「逆方向に強い打球を打つ。そこに取り組んできたので成果が出てよかった」と胸を張った。

 今夏の全国高校野球選手権大会では慶応(神奈川)が1916年以来107年ぶりの日本一に輝いた。国学院久我山(東京)のOBでありながら「良い刺激をもらった」という。21年には春、秋連覇を果たした慶大だが、直近の過去3シーズンは明大が連覇。宮崎は「4連覇をどうしても阻止したい。“今年は慶応の年にしよう”ということで優勝を目指して頑張りたい」。頼れる扇の要が王者の座を奪還する。(柳内 遼平)

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