DeNA・石田が5回途中KOにベンチで呆然…10安打6失点と崩れ8敗目　4位巨人とはゲーム差1・5に

セ・リーグ   DeNA1―13ヤクルト （ 2023年9月9日    横浜 ）

＜D・ヤ＞5回途中降板する石田（撮影・島崎忠彦）
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　3位・DeNAが9日、本拠でのヤクルト戦（横浜）に1―13と大敗。連勝が2で止まり、4位・巨人とのゲーム差が1・5に縮まった。先発の石田健大投手（30）が4回1/3を10安打6失点と崩れ、チームワーストの8敗目を喫した。

　石田は初回、この日1軍登録されたばかりの塩見に初球先頭打者本塁打を被弾。144キロの速球をバックスクリーンまで運ばれ、出鼻をくじかれた。

　2回には山本の左前適時打1―1の同点に追いついたが、5回に痛恨の5失点。9番・小川の中前打からオスナの2点適時二塁打、サンタナの適時内野安打など6者連続安打を浴び3点を失ったところで無念の降板。さらに代わった2番手・中川が続く浜田に2点適時二塁打を浴び、7者連続安打でこの回一挙5点を失った。

　救援陣は7回、3番手の宮城が2死満塁から小川に走者一掃の適時二塁打を浴び3失点。20安打13失点と投手陣が崩れ完敗。打線も4安打1得点と振るわなかった。

　先発の石田は4回1/3を打者23人に対し83球、被安打10、被本塁打1、奪三振6、与四球1の6失点という内容でチームワースト8敗目。5回途中での降板直後にはベンチで呆然と試合を見つめる場面もあった。