広島・床田　登板日ずらしてまで臨んだ阪神戦でKO　佐藤輝への失投悔やむ「自分の技術不足」

セ・リーグ   広島1－4阪神 （ 2023年9月8日    甲子園 ）

＜神・広＞5回3失点で降板した床田（撮影・平嶋　理子）
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　広島先発の床田が被弾した。阪神戦は今季最短の5回5安打3失点で6敗目。試合前時点で今季の対戦成績は2勝無敗で防御率0・56を誇っていた。しかし、登板日をずらしてまで直接対決に臨んだ初戦で“虎キラー”としての姿は影を潜めた。

　「打たれたので、僕のせいで負けた。森下はうまく打たれた感はあったんですけど、佐藤輝は完全に甘くなって、一発で仕留められた。自分の技術不足」

　失点の仕方に反省が残った。初回2死で森下には低めのカーブを左越えソロ、続く2回は佐藤輝に高めの直球をバックスクリーンまで運ばれた。攻撃陣では右ふくらはぎ負傷で8月12日に離脱した秋山が、右脇腹違和感で4試合欠場が続いていた西川がともに先発復帰。しかし快音は響かず、チームは首位と9ゲーム差となった。逆転Vの灯が限りなく遠のく1敗を喫した。