エンゼルス・大谷 4戦連続欠場も復帰前進 負傷後初めて屋外で軽めダッシュ

[ 2023年9月9日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3-2ガーディアンズ ( 2023年9月7日    アナハイム )

<エンゼルス・ガーディアンズ>試合前、体を動かし、セーフのポーズをする大谷(撮影・光山 貴大)
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 右脇腹の炎症による張りを抱えるエンゼルスの大谷は7日(日本時間8日)、20年9月以来、3年ぶりに4試合連続で欠場した。フィル・ネビン監督は代打での待機もなかったと明言。8日(同9日)の出場可否については「同様のルーティンをこなした上で、試合に出場できるかを判断する」と語った。

 試合前には4日の負傷後初めて屋外に現れ、短めのダッシュを繰り返した。その直前に打撃ケージでバットを振って状態も確認したが、指揮官は「スタメン出場するには十分でなかった。100%(の状態)でなければいけない」と説明した。

 チームは逆転サヨナラ勝ちで連敗を6で止めたが、試合開始直前にモニアクが腰の張りで出場を取りやめ、開始直後にレンヒーフォが左腕を痛めて交代。故障者が後を絶たず、大谷の復帰が待たれる。(笹田幸嗣通信員)

 ≪MVP模擬投票 大谷3回連続満票でア1位≫大リーグ公式サイトが担当記者による第5回MVP模擬投票を行い、大谷が3回連続の満票でア・リーグ1位に選ばれた。投票者全54人の1位票を集め「右肘じん帯損傷で投手としての今季を終えても二刀流のスーパースターは圧倒的な“優勝候補”」などと寸評した。2位はリーグトップ打率・339のシーガー(レンジャーズ)。ナ・リーグはアクーニャ(ブレーブス)が1位票28票を集めてトップに立った。

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